2006年8月26日 (土)

第二話

「平和だわ・・・」

コーヒーを飲みながらだらだらOLはポツリと呟いた。
ここは某化学会社の一室。
午後の仕事の合間のコーヒーブレイクの一時。

視界にはダメレンジャーの姿はなく、もちろん声も聞こえない。
今日は朝から大事な会議がどうのとダメレッドが大騒ぎ。
上手いことダメピンクを連れ去り、おそらく今日1日は帰って来ないだろう。
ダメイエローとダメオイルは明日までの期限付きの仕事で別室に篭っている。

ダメレンジャーの居ない空間・・・なんて素敵なの・・・

ウットリと幸せに浸るだらだらOL。
コーヒーもいつもより数倍美味しく感じる。

と、背後から幸せを破る足音が。
「お、だらだらちゃんいいもん飲んでる~。俺も欲しいなぁv」

欲しいなぁv、ぢゃねーよ(--メ)

声の主はダメオイル。コイツ、なんでこんなとこに湧いてんだよっ

「・・・自分で入れれば?」
だからこれ以上私に近寄るなっ。

「えー、そんなこと言わないで入れてよ~。女の子でしょ?^^」
さりげないセクハラ発言。誰かコイツを警察に連れていってくれ・・・。

「あ、その今飲んでるやつくれてもいいよw俺、別に気にしないから^^」
お前が気にしなくても私が気にするんだーー;
今にも私のコーヒーを奪おうとするオイル。
仕方ないさっさと、入れて追い払おう。
自分のコーヒーをきちんとガードしつつ、インスタントコーヒーを超てきとーに入れる。

「どうぞ」
私の席から離れた所にわざと置いて、自分の席にさっさと帰る。
「だらだらちゃんが入れたと思うと、一層美味しく感じるなぁw」

止めてくれ、寒気がするーー;

オイルはコーヒーを手に話しながら私の席に近付いてくる。
来るんじゃねー、おとなしくそこで飲んでろよーー;
願いは届かず、オイルは近きつつ、クダラナイ妄想を口走りはじめた。

「○○が俺に気があるっぽいんだけど、どうしようかなぁ」

・・・は?何を言い出してるんだ、コイツは。
「あまり好みじゃないからそれとなく相手にわからせてあげないと可哀相だよなぁ」
と、そこにダメピンク登場。

うっとりする程に素敵なブレイクタイムが一気にダメなムードになってしまった。
『今日は大事な会議じゃなかったのか?なんでいるんだ、ダメピンク…』とだらだらは思った。
しかしそんな疑問はダメピンクの一言で一気に解消する。

「なんか胸騒ぎを感じて抜け出して来たら、何で女と逢引してるのよぉっ」

…恐るべし女のカン、じゃなくてダメのカン。しかも逢引って最近言わないだろーが。
さてオイルはどう出るのか。

「ちがうよ、だらだらちゃんに電話で伝言があったら伝えにきただけだよ」
…さすがオイル。とっさに出世を心配して嘘をついたな。

まぁいい、その方が私にも被害がない、さっさと出て行けダメレンジャーめ。

しかし出て行く所か求愛ダンスを始めたピンク。
求愛のスィッチが入ってしまったようだ。
うっふんあっはんなダンスは、誰にも止められない…。
しかも、目の届かないところで女と話してたショックからか一段と激しい…。

「ぷるるるるるっ」
…電話だ。恐らくレッドだろう。
「ぷるるるるるっ」
…超しつこい。ピンクのオイルにかける執念くらいレッドもピンクに執念を持っているのだ。
…っつーか、電話みてないで出ろよ、オイル。
「ぷるっっ」
あ、切れた。

「ピンクさん、レッドから電話ですよ」と違う部屋にかかって来た電話(子機)を持ってイエロー登場。
「なんで出るんだばかやろー」ばりにイエローをにらむピンク…。
しかしダンスはやめない、電話にも出んわ(さむっ)

そーこーしてる間に待ち切れなくなったレッド登場…
げぇっこの部屋の8割ダメレンジャーだよ…。

「ピンク、なにしとるんや!!今から発表やで!」と大騒ぎなレッド。
さすがにダンスをやめたピンクから一言。
「だってイエローが急いでみてもらいたいのがあるって呼び出したんですよぉ~」
「ふっ」鼻で笑うオイルに、開いた口がふさがらないイエロー。
いい返す間もなく
「今日は会議やってゆぅとったやろーなんで会議中に呼び出すんだ!イエロー!のぅ!?」
「そぅよ~しかも机にあげといてくれればいい書類じゃなぁい」
「ふっ」
仲間から総攻撃…

どうなるイエローっ!?

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2006年2月20日 (月)

ダメ白雪-後編-

埋まったままの白雪姫はさておき、場面は再びモリの中。
最奥にひっそりと佇む家の中から声が聞こえてくる。

「なつきたち、夕飯採ってきてちょうだい」
アヤシイ薬草を手にした人物が『なつきたち』に声をかける。

「「えぇ~」」
いきなり言われた2人は不満げな声を上げる。
「・・・採ってきてちょうだい」
ニッコリ、と笑顔で殺気を漲らせて繰り返す彼女の名はかれん。家計を握る権力者だ。

「「・・・は~い・・・」」
かれんに逆らったら殺られる・・・。
本能の教えに従い素直に出かける2人であった。。。

やって来たのは崖の近く。

なつきたちの手には砂遊び用のスコップとバケツ。
・・・何を採る気なんだ???

「なつき~何採る~?」
「ん~、山の幸あたりでいいんじゃない?」
「どの辺で採れたかな?」
「この前なつきが見つけたレイヨウの所で採れたと思うけど」
(・・・2人とも『なつき』なので会話がややこしい。。。本人たちはわかっているようなので話は進めよう。)
「この辺かな~」
「うん、じゃあ採ろうかw」

採り採り採り採り採り・・・与生気!(笑)・・・採り採り採り採り・・・

「あれ?なんだろ、コレ・・・?」
掘り返しているうちに何やら怪しげな物が・・・

「・・・とりあえず拾って帰ろうか」
「そだね~」
こうして山の幸と怪しい物を手に入れたなつきたちは家路へと急ぐのであった。

「「ただいま~」」
なつきたちは元気にドアを開けて、採集物を積み上げた。

「あぁ、お帰り~・・・って、何?コレ・・・」
「「拾ったw」」
「・・・ちょっと、こんなの拾ってきてどうするのっ」

ちなみに皆さんのご想像の通り、怪しげな物とは埋められたハズの白雪姫。
流石に意識は無さそうだ。

「またエンゲル係数が--;」
やっぱりアヤシゲな薬草を手にしたかれんは溜息をつく。

「・・・せっかく埋めたのに・・・」
粘土をこねながらボソリと呟く者が1人。
見れば白雪姫を埋めた影がではないか。どうやらココの住人らしい。

「焼けば食べられるかな・・・?」
別の1人が呟く。・・・食う気なのか?( ̄▽ ̄;)

ワイワイと騒いでいるうちに白雪姫が目を覚ました。
「・・・あれ?私・・・?」
起き上がり、周りを見回す。
「あ、起きた」
なつきの1人が反応する。
「・・・ヤバイ、はやく調理しないとっ」
なつきに応える別の声。・・・だから、食うのか???

「なつき、詠唱っ」
「ほむらんに詠唱付与参~」
躊躇い無く唱えるところがつき合いの長さを物語る。
「業火参っ!!!」
準備無しの業火が白雪姫目掛けて飛んで来た!?
「うぎゃぁ~」

・・・哀れ、白雪姫は丸焦げになって生き絶えた・・・。

「いきなり何するんだっ」
ぷすぷすと焦げながら白雪姫は叫んだ。
「ちっ、レジったか←違う」
ほむらんは悔しそうに呟く。
どうやら生きてたらしい。


「・・・何やってるの?」
気がつけば扉の所に新たな刺客がっ。
・・・違う、ねーさんだ!
「ねーさんっ」
潤んだ瞳でねーさんを見つめる白雪姫。
「・・・あれ?白雪姫じゃん、何してるの、そんな所で黒焦げになって」
「それはあそこにいるヤツがいきなり・・・」
「だって、焼かないと食べれないから」
けろりとして答えるほむらん。やはり食う気なのか。

「ふむ・・・多分食ってもマズイから止めとけw」

「はーい(×6)」

ねーさんの一言にみんな一斉に返事をする。
いつの間にか部屋の隅で菓子を食べているれいか婆も混ざった総勢6人。
ねーさんも混ぜて『モリの7人の小人』らしい。
多少ひっかかる事はあるものの、白雪姫は小人達と暮らす事になった。


やっと話は戻って、場面はダメダメ王国の城の中。

「おい、白雪姫は見つかったか?」
突然思い出しては突然口に出すダメレッド。
ちなみに話し掛けている相手は特定の誰かではない。
「うひゃひゃ、モリにいるみたいですよ」

・・・聞かれた事は答えず、聞かれない事はなぜか答えるダメブルー。しかも、なぜお前が知っている?

「お、そうか、ちょっと行って白雪姫を連れ戻して来い」
「うひゃひゃひゃひゃ、無理ですよ」
「なんでや?」
「鏡は自分じゃ歩けませんからね」
珍しくまともな答えを返すダメブルー。ダメな事には変わり無いが。

「どいつもこいつもあてにならんヤツばかりやな。よっしゃ、ワシが行こう」
ついにダメレッドが動き出した!
「おい、あんたでいいわ。チョットついてこい」
「えー、私ですかぁ?←チョット嬉しそう」
通りすがりにダメラメパープルを掴むと、そのままモリに向かうのであった。


「じゃあちょっとイベントに行ってくるから、留守番ヨロシク」
ねーさんが浮かれたヒ○シのような服装で出かけようとしている。
どうやら今日はモリで何かあるらしい。
「変なヤツ連れ込むなよ」
「拾い食いするなよ」
モリの小人×7は口々に注意しながらもいそいそと出掛けて行った。

そして取り残された白雪姫。

さて、何をしようかと考えた所にドアを叩く音が。
忘れ物か?でも自分の家をノックするやつはいないか。。。

「新聞の勧誘なら間に合ってるよ」
そう言いつつドアを開けると、そこには宿敵ダメレッドが!!!
「おい、遊んでないではよ戻ってこい」
「ちょっ・・・今、留守番頼まれてるもんで、直ぐには戻れません」

何とか言いくるめて帰さないと。

「なんや、忙しいんか。よっしゃ、ダメラメパープル、白雪姫と一緒に戻ってこい。ワシャ先に帰る」
「ちょっ・・・」
「はい、わかりました、それまで一緒に留守番して、一緒に戻りますね!」
どんどん話を進めていくダメレッド、人の話を聞かず、勝手に纏めるダメラメパープル。

危うし、白雪姫!

来た時と同じようなあっという間に立ち去るダメレッド。
頼むからダメラメパープルも持って帰ってくれ(T-T)

ダメラメパープルは勝手に家に上がり込むと中を一回り見て回ると意地悪く笑い呟いた。

「ふぅ~ん、こんなとこに暮らしてるんだぁ」
「えぇ、まぁ・・・」
家はねーさんのものだが。

「あ、でも、狭い所って落ち着くよね~」
・・・コイツ、喧嘩売ってるのか?(-.-;)
「別にそんなに狭くは無いと思いますけど」
「あ、ごめ~ん、うちと比べたら、だから。気にしないでw。ところでここって・・・」
ねちねちと続くダメラメパープルの攻撃。
白雪姫の気力は削られる一方だ。
もともとねーさんには勝てないくせに、居ない隙にネチネチと言うところがイヤラシイ。
今までの台詞、直接ねーさんに言えよっ。

ほっとくとどんどん話続けるダメラメパープル。
白雪姫は限界だ。

「もう、私の負けで良いから帰って下さい」
白雪姫は溜息混じりに呟いた。

「えぇ~、別に、勝ちたいとかそういう訳じゃないけと~、まぁ白雪姫がそこまで言うならここはゆるしてあげるね~」
そう言うとダメラメパープルはラメを撒き散らしながら帰って行った。

・・・化粧、厚過ぎて剥がれてるぞ・・・。

ダメラメパープルとの戦闘(?)で力を使い果たした白雪姫はその場に崩れ落ち、意識を失った。


「あれ?ドアが開いてる・・・」
「白雪姫が閉め忘れたか?無用心だな・・・うわっ」
帰って来た小人たちの一人が床に転がる白雪姫に躓いて声を上げる。

「・・・こんなとこで寝ると風邪引くぞ」

いや、出入口で昼寝するヤツは居ないぞ(-.-;)

つついたり頭に葉っぱを乗せたりやりたい放題の小人たち。
そうこうしてるうちに白雪姫は息を吹き返した。・・・まぁ、実際寝てただけだが・・・(やっぱり寝てたらしい・・・)

「あ、ねーさん、大変だ、城からの刺客がっ」
「ふ~ん。・・・まぁ、ほっとけば?たいしたこと出来ないだろうし」
「え、でも・・・」
「それより、今日、モ×モ○がね~www」
・・・まぁ、ねーさんが言うなら大丈夫か。。。

こうして結局そのままモリで暮らす事に。

その後もたまに刺客はやってきたようだが、ねーさんが造った罠にかかり、小人たちが住む家までたどり着く者は無し。

中には巫女・侍・尼僧・鍛冶の妖しい4人組に狩られた者も居たとか居ないとか。

こうして小人達と白雪姫はモリで平和に暮らしましたとさっw

え?王子様はどうしたかって?
・・・罠にかかった人の中に身分の高そうな若者も居たらしい、という噂デスヨ(笑)

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2005年9月30日 (金)

ダメ白雪-前編-

時は昔、場所はお馴染み(?)ダメダメ王国。
ダメレンジャーの一人、普段は影の薄いダメブラック治める国である。

ダメブラックには娘が一人。ミナサンご存知だらだら姫、もとい、白雪姫である。
容姿こそは良いが、性格にはやや難アリ。黙っていれば、まあ、それなりに美しい姫ではある。
・・・で、話はダメブラックに戻るが、彼にはなんと、妃がいたのです!
・・・まぁ、娘がいるんだから当然と言えば当然だが。
妃は名をダメラメ入りパープルという。彼女は勝手気ままに過ごしていたが、あまりの行動の酷さに温厚(?)なダメブラックはプチキレ。

そこに何処からともなくやって来たのがダメレッド。
狩人のダメピンクと魔法の鏡のダメブルーをお供に引き連れ、胡散臭いことこの上ない。
でも背に腹は変えられないダメブラックは彼等と結託して、ダメラメ入りパープルを、なんと毒リンゴに変えてしまったのだ!
・・・え?もう毒リンゴ出すのかって?…まぁ気にするな♪ホントはただのリンゴのつもりだったが、なんせラメってるもんだから、どうみても毒リンゴにしか見えない。
そういう訳で、ダメラメ入りパープルを倒した(?)ダメレッドは、見事正妃の座に納まったのであった。
それを一部始終みていた白雪姫。
まぁどうでもイイコトね、と高を括っていたが、そうは問屋が卸さない。お決まり通りに白雪姫にも災難は降り懸かかった。

ある日、ダメレッドに呼ばれた白雪姫。
やって来た白雪姫にダメレッドは次々と仕事を言い渡す。
初めのうちは言われる端からやっていってはいたものの、ダメレッドは後から後から、思い付くままに仕事を言ってくる。

・・・何かオカシイ。何で姫である私がこんなに仕事を・・・?
不審に思った白雪姫はこっそり調べてみることにした。・・・3分経過。原因はあっさりみっかった。なんとダメピンクが愛人を連れ込んでいたのだ!所かまわずラブ×2しているおかげで周りのやる気は急降下、その結果仕事がたまり、それが白雪姫のところにきていたのだ。
そうと判れば善は急げ。白雪姫は城出を決意して、荷物を纏め、逃亡。

向かう先はモリの中。そこには白雪姫の親友の小人(通称・ねーさん)が住んでいる。
彼女は、元は白雪姫と共に城で暮らしていたが、モ○モ○に全てを捧げるべく出奔。
今ではモリの中で自由に暮らしている。
噂では、どうやら小人は7人いるらしい。まぁ、そのうち出てくるでしょうw

さて、場面は戻って城の中。

一番先に白雪姫の逃亡に気がついたのは、いつもの調子で仕事を押し付けに来たダメレッド。
ノックに応じない白雪姫を不審に思って開けさせてみれば物抜けの空。
身の回りの品は綺麗さっぱり片付けて、机の上には「あばよ」と一言書かれたメモが。
「おいっ、どういうことや、これは。ダメブルー、説明しろ」
ダメレッドはよせば良いのに魔法の鏡のダメブルーに話をふる。
「うひゃひゃ、よくわかりません」
…マジかい。流石ダメブルー、これぞまさしくダメレンジャー。
「…誰か、ダメピンクを呼んでこい」
脱力するダメレッドの前に、間もなくしてダメピンクがやって来た。
「…何ですか?」
私忙しいんですけど、というオーラを纏ってダメレッドを威圧する。もちろん忙しいのは仕事ではない。
だがそれにちっともメゲナイところがダメレッド。
「おい、お前、狩人やろ?ちょっと行って白雪姫を狩ってこい」
「えー、何で私が」
…狩人だからと言っているが?だからダメなんだよ、ダメピンク!!!

そんなこんなもありながら、仕方なく後を追って城をでたダメピンク。
ちゃっかり愛人のダメ油を伴って。
その後ダメピンクが白雪姫の狩りなんてすっかり忘れてダメ油といちゃついていたのは言うまでもない。

さて、こちらはモリにやって来た白雪姫。
「…ここは…何?」
モリは森でもモ○モ○の森。普通の森の訳が無い。原色溢れるこの森は、畏敬の念を込めて「モリ」と呼ばれる。
「…とりあえず、ねーさんの家を探さないと」
しかし、初めてこのモリに来た白雪姫は、まさに右も左もわからない状態。
どうしようかと考える白雪姫の耳に、モリの奥からざくざくと何かを掘る音が聞こえてきた。
「・・・あっちかな?」
白雪姫は音のする方へと歩いて行った。

程なくしてモリが開け、山肌がみえた。
よくみると遠くに人影も。かろうじて見えるそれは、屈み込んで何やらゴソゴソと動いている。先程の音はそこから聞こえていたようだ。
道を聞こうとした白雪姫が近付くより先に、もう一つ別の人影が現れた。
「せつなー、そろそろ帰るよー」
「はいわかりました、れんか様。あ…でもこの掘ったあとの穴、どうしよう。。。」
微かに白雪姫にも話し声が届く。
「んー、面倒臭いから崩しちゃえw」
「え?ちょっと、れんか様、崩すって・・・」

「えいっ♪」と、突然現れた光が山に直撃し、辺りに大音量が響き渡る。
・・・山が崩れてきた!
「きゃぁあっ」
ぎりぎりの所でなんとか土砂を避けた白雪姫。

「れんか様、こんな危険な事してはいけませんっ!何かあったら若様に何とお詫びすればよいか・・・」
「大丈夫w さ、帰ろっ」
「大丈夫、じゃありませんっ。第一れんか様は・・・」
2人の声はだんだんと遠ざかっていく。白雪姫は文句の一つでも言おうと、2人を追い掛けようとしたが・・・突然、白雪姫の姿が消えた!?
・・・ドサッ。
何故かそこにはポッコリ大穴が。白雪姫はその穴に転がり落ちていた。
「イタタ・・・何?この穴???誰だよこんなデカイ穴掘ったのっ」

・・・その頃、穴を掘った張本人、れいか婆は縁側でのんびり茶をすすっていた(笑)

「誰かー、助けて~」
流石に自分の身長程の穴では、自力では出られない。
何回か助けを叫んだとこで、穴に人影が落ちた。ラッキー、助けが来たw
「ちょっとそこの人、この穴から出るの手伝って・・・おいっ」
なんと、穴をのぞきこんだ影はニヤリと笑うと、せっせと白雪姫を埋め始めたではないか!?
「待て、いつ誰が埋めろと言ったんだっ。おい、止めろって!!!」
白雪姫の言葉は無視して人影は黙々と白雪姫を埋め続ける。
そうして遂に白雪姫は埋められてしまった・・・。

白雪姫は無事なのか?それともこのまま息絶えるのか?待て、次号w

-つづくw-

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2005年8月24日 (水)

第一話

---ある日ある時ある所
化学会社に勤務する5人の若者(というには無理がある)が
人類の平和なんぞ守る気もなく、自己満足のために立ち上がった!
その名も・・・
『化学戦隊 ダメレンジャー』
今日も自分の快適さを求め、職場をダメダメ空気で覆っていく
とりこまれるな!君もダメになるぞ!!!
明日のわが身は自分で守れ!戦え、vsダメレンジャー!!!
(←※注:『君』の戦う相手がダメレンジャー)

ここは某化学会社の一室。時刻は定時になろうとしている。普通なら、みなそれとなく帰宅の準備を始め、蛍の光の空耳なんかが聞こえてくるころ。私・だらだらOLもまったりと過ごしていた。
が、平和な空気は突然破られた。ドアから入って来た人物が室内の人々に向かって叫ぶ。
「おい、この結果すぐ欲しいんやけど。誰か手ぇ空いてるのおらんか?」
・・・あえて重ねて言おう。時刻は定時になろうとしている。普通の人はこんな時間にこんな話は持ってこない。普通でないこの人、何を隠そうダメレンジャーの一人、人の話を無視して爆走が特技のダメレッドだ。
ヤバイ、こっちを見た!頼むから私に話を持ってくるな!!!
祈りが天に通じたのか、ダメレッドは視線をスルーさせ、ダメピンクの元へ。ホッと一安心。
・・・とはいかなかった。ダメピンクはさっきからダメ油とダメダメ中。ダメピンクの所構わずいちゃいちゃ光線&ダメ油の「俺ってサイコー」ビームで周囲半径3m以内は誰も近寄れ無い。
ダメレッドはバリアに跳ね返され、反転。調度タイミング良く(悪く?)ダメイエロー登場。女とくれば(ただし、自分に優しい女に限る)デヘデヘスマイル、でもそれだけで何も役に立たない必殺技を携え、ダメレッドに立ち向かう!
が、ダメイエロー、ダメレッドの視界に一度は入るが「アイツには頼んでも無駄やな」などと呟かれ、無視される。こんな調子ではライバル・ダメ油に勝てないゾ。(ある意味ダメ度では勝ってるのか?)
その間もダメレッドは獲物の物色を続ける。さっきからずっとダメレッドの目の前にいながらも、視界にすら入らないダメブラックは舌打ちしながらキーボードを叩いている。さりげない連携技で職場のダメダメゲージは急上昇。ダメレッドは再び動き出す。
マズい、マズすぎるぞ!ヤツがこっちに来る!!!
どうする?殺るか!?
と、その時携帯が鳴った。ん?・・・私のだ。相手は私の所属する“秘密結社  まったりん”の司令官・SYOUKOからのようだ。
『はろは~♪お元気?(>_<)』
・・・こんな時に・・・。とにかく報告をしないと!数秒後、SYOUKOから指令が下る。
『負けるな~頑張れ~(^O^)/~』
無責任なSYOUKOの声。
「あんなのに勝ちたくないっ」
これはかなり本音。
「っていうか、戦いたくない」
いつの間にか隣にいる姉さんも加わる。彼女も“秘密結社  まったりん”の一員だ。どうやら姉さん、今まで気配を消していたらしい。流石w。
と、再びメール。
やはり殺るしか無いのか?なるべくなら(面倒臭いから)戦いたくない。司令官の指示は?
『別に戦わなくてもいいよ』
状況を観ているかのようなタイミングで(さては監視カメラでも仕掛けてるのか?)あっさりとしたSYOUKOの言葉。
「「いいんかいっ」」
思わず2人同時にツッコミを入れる。一応戦隊物だろ?コレは。戦隊といえば戦闘シーンがウリぢゃないのか???
『うん、別にいいよ。定時ダッシュしちゃえば?』
と、ちょうど定時の鐘が鳴った。姉さんと2人、顔を見合わせて頷く。今だ!
「「お先に失礼しま~す、お疲れ様で~す。」」
そしてダメレッドが何か言う前にロッカーまでダッシュ!
ところが突然ドアの前に人影が。鼻歌混じりに現れたダメグリーンに阻まれる。危うし、まったりん!
ダメグリーンは私達の状況などカケラも気にせず、暢気に「お、早いな~デートけ?」なんて声をかけてくる。背後にダメレッドの気配が近付く。ヤバイ!帰り際引き止め攻撃だ!!!
「おっ!良い所におった。だらだら、やってくれへんか?」帰ろうとしているのに止めるなんてダメ過ぎだぞ、ダメレッド!(だからダメレンジャーなんだが)
再びピンチだ!やはり、殺るか?
「どうする、姉さん・・・あれ?」
気が付くとさっきまで横に居た姉さんがいない。あぁ、もうあんな所に(ToT)
「ゴメンっ、映画始まっちゃうから。待ってて、モ○モ○~vv」
姉さんは去り際にそう言い残して消えて行った。
ちなみにモ○モ○とは姉さんが給料の大半を注ぎ込み、その人の声を聞きたいが為に真夏の炎天下、汁だくになりながらBSアンテナを取り付けたというエピソードの原因となっている某声優だ。確か某映画の吹き替えキャストに名前を連ねていたハズ。映画といいながらもその目的は、彼の声。『観る』ではなく『聴き』に行ったな・・・。
そんな事より、今はこの状況を何とかしないと。ヤバイぞ、どうする?
「だらだらさんはデートなんだって~あは~」
ダメグリーン、ナイスだ!仲間の攻撃を無駄にする見事なダメっぷりだ!!!今がチャンス!
「そうですっ、わ、私も映画の収録(?)があるんでっ。待ってて、直△様ぁ~vv」
そして後ろは振り返らずダッシュ!目指せ、世界陸上!!!(?)
後にはダメレンジャーのみが残された・・・。

次回は頑張れ、ダメレンジャー!

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